2018-07-10 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
まず初めに、私は、今回の政府案、そして参議院提出案、どちらにも共通する基本的な考え方、そこに違和感を感じています。そこには、望まない受動喫煙をなくすとあります。政府案が今までの経緯の中で合意してきたことはよく存じ上げています。しかし、この基本的な考え方に対し、いま一度申し上げたいと思います。国民の健康と命を守る、なぜこの言葉が入っていないのでしょうか。
まず初めに、私は、今回の政府案、そして参議院提出案、どちらにも共通する基本的な考え方、そこに違和感を感じています。そこには、望まない受動喫煙をなくすとあります。政府案が今までの経緯の中で合意してきたことはよく存じ上げています。しかし、この基本的な考え方に対し、いま一度申し上げたいと思います。国民の健康と命を守る、なぜこの言葉が入っていないのでしょうか。
次に、民主党・新緑風会提出の児童手当の一部を改正する法律案、いわゆる子ども手当法案とおっしゃっていますけれども、これでは、衆議院提出案と今回の参議院提出案で、第一条の「目的」の条文に関しまして、「児童の健全な育成及び資質の向上に資する」の文言が「児童の成長及び発達に資する」に変更をされております。この変更の理由についてお伺いをしたいと思います。
本案は労働基準法第五十二条の改正に関する参議院提出案でありまして、もともと同法第五十二条の立法趣旨は労働者の健康保持をその目的とするものでありますが、現行法においては歯科医による健康診断は明定されていないのであります。
格別質疑もないので、討論を省略して採決いたしましたところ、全会一致をもつて参議院提出案通り可決すべきものと決定いたした次第でございます。 以上御報告申し上げます。(拍手)